chihachihasan’s blog

普段感じたこと、感動した本、音楽を徒然なるままに書いていきます。

漫画の名作とは

こんにちは。9月になっても夏の暑さが残る今日この頃。この漫画を初めて読んだのは、暑さにも負けないメンタルを持っていた大人見習いの頃。(今も見習いなのですが。笑)中学2年の頃だろうか。当時はあまり言葉の意味を深く考えずに読み流していた。そして月日は流れ今年。大学の部活に打ち込みかけていた僕は本屋さんの陳列棚でこの漫画に出会う。「何かが自分のしていることを肯定してくれないか。」部活に入って1ヶ月、周りはサークルなどで広い世界で楽しそうにやっている中、狭い世界で生きようとしている自分はこれで良いのか、焦る自分はこの漫画手に取りレジに向かっていた。

話のあらすじは知っていたはずだ。正直飽きるだろうとも思っていた。「金の無駄遣いか。」そう思いながら読み進めた。だが、自分の思いとは裏腹にストーリーにどんどんのめり込んだ。なぜだ。そう思いながらこの漫画について何気無く検索すると(何かに熱中するのも悪くない)こんな言葉が出てきた。主人公桜木花道がバスケに熱中していく様。その姿に憧れ自分も今のままで良いと励まされていたのかもしれない。

物語も終盤、新装版スラムダンクもフィナーレを迎える。この新装版でフィナーレを迎えても桜木花道は健在し続ける。またくじけそうになってもこの漫画をインスタント麺、小説、漫画が一応は整頓されているカラーボックスに置いておけばまた立ち直れる。読んでそう思える漫画こそが名作なのかもしれない。

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