chihachihasan’s blog

普段感じたこと、感動した本、音楽を徒然なるままに書いていきます。

この世界でいちばんの奇跡とは。

台風のせいで外にも行けず、部活もバイトもないせっかくの休日が一日家に籠城という無味無臭のもので終わろうとしている午後5時。せめて味をつけようとヘッドホンで音楽を聴きながら部屋を散策した。

滅多に開けない窓際にある背の低い棚の一番下の引き出しを開けると中学の頃の引き出しを見つけた。そこには4年前の世界が広がっていた。

たった4年、されど4年。数字にしてパソコンに打つとずいぶん短く思えるが、精神はもう4年と感じたようだった。ページをめくると自分がおそらく人生で一番好きだと思ったポニーテールの女の子が自分が好きでいた姿で留まっていた。

 

この世界の人口は約70億。

しかしそれは地球の中のお話。宇宙に目を向けると70億以上の数字の生命が存在しうる星が存在する。宇宙は果てしなく広い。そんなことは知っている。ただ、この本を読むとその偉大さをまさしく肌で感じた。正直ありふれた言葉かもしれないが肌で感じるという表現が一番合っているような気がする。

この本を読んで広大な宇宙の広さを肌で感じたら、何を思うだろう。自分はそのポニーテールの女の子を思い浮かべてしまった。そんな天文学的な確率で自分の人生に現れたあの子。出会えたのは本当に奇跡なんだと。僕はその子には何度も気持ちを伝えている(何度も振られているが。。笑)。

好きな人に想いを伝える、世間一般的にそれはとても難しいことらしい。ただ、今LINEをしている人、喋っている人、関わる人たちに出会えたことは本当に奇跡なんだ。ましてや自分が好きでいることができる人に出会えるなんて、好きな人と同じ時代を生きれるなんて。

 

f:id:chihachihasan:20180904172924j:plain

今、好きな人がいる人、みんな好きな人に出会えた確率をないがしろにしてないだろうか。想うだけで満足という人は全然良いと想う。しかし、振られるのが怖いと思う人はぜひ「宇宙に命はあるのか」(作者→小野雅裕)この本を読んで好きな人に出会えた奇跡を肌で感じてほしい。